みなさんこんばんは、ドジでうっかり者の夢咲すずです。え?ドジっ子ってかわいいじゃん、だって?こちとら21歳だぞ。そろそろしっかりしないいけないお年頃です。
財布を落とした
ある朝。いつものように電車に乗って通勤しようとした、その時でした。
「あれ、財布がない……?」
通勤定期券のSuicaが入った財布がカバンの中のどこにも見当たらない。服やズボンのポケットにも入っていない。家に忘れてきたのだろうか?
家に戻り、いつもカバンを置いている場所を探す。しかし、財布は見当たらない。家中をくまなく探してみるが、それでも見当たらない。
ここから導き出される結論はひとつ。
あ、やったな。
職場には遅刻する旨を電話で伝え、普段なら電車で移動する通勤路を徒歩で移動することになりました。確かに歩くのは大好きだけど、電車に乗る方が100倍好きです。速いので。
その日のうちに、心当たりのある場所に問い合わせてみましたが、落とし物の記録は無いとのこと。そんなバカな……。
結局、近くの交番に行って遺失届を出すことになりました。警察の方がとても親切な対応をしてくれました。世の中の大人がみんなこれくらい優しければいいのに。
帰り道、雨の降る夜。どこか暗く俯いたような天気は、まるで私の心のようだ。財布をどこかに落とし、傘も家に忘れた私を無慈悲に打ち付ける雨。
頬を流れる一滴の雫。これは涙ではない、雨水だ。目元が潤み、視界がぼやけていく。これも眼鏡に水滴がついたせいだ。
信号待ちの横断歩道が青になった。一刻も早く家に帰って横になりたい一心で渡っていく。その瞬間、鳴り響くクラクション。
見上げると、青だと思っていた信号は赤く光っていた。なぜ私は青だと思っていたのか。数秒前の自分の行動すら理解できない。そんな私でもひとつだけわかったこと、それは「私は自動車の免許を取るべきではない人間だ」ということだろうか。
不幸の後には必ず好運が訪れるというけれど、財布を落とすという不幸の後に訪れた好運が「車に轢かれなかったよ良かったね」なのは納得がいかない。
いや、これは「あなたはまだ生きるべき」という神様からのお告げなのだろうか。特に死ぬ予定もなかったし、これはこれで良かったのかもしれない。ありがとう、神様。
財布が見つかったらしい
警察の方から連絡が来たのは次の日の夕方。つまりこのブログを書いている日です(公開日と同日とは限らない)。
交番に行ってみると、そこには見覚えのある財布がありました。
おかえり、私の財布。
しかし、ハッピーエンドとは行かないのがこの世の摂理。明らかに荒らされた形跡がある財布の中。恐る恐る確認をすると……、
やられたな、これ。
現金が5000円ほど減ってました。悲しいね。
まあ、1000円札が5枚とか、5000円札とかなら失くなってもそこまで悲しくないんですけど(悲しいものは悲しいよ、金欠人間だもん)、もっと辛かったのは、
2000円札を抜くなぁー!!!
返せぇ!!!!!!!!!
まあ、財布を落としたらお金を抜かれるのは当たり前ですよね。2000円もあれば美味しいごはんも食べれるし。
でも、私にとっての2000円札はただの現金ではないんです。2000年生まれの私にとって、2000円札は記念の意味があるんです。財布に入れていたのもお守りとしての意味です。
失くなってしまったものは仕方がないので、2000円札は再びどこかで入手することにしましょう。コロナが落ち着いたら沖縄に旅行に行くことが確定しましたね。ゆきりんも連れていきます(強制)
とりあえず、財布が帰ってきた喜びに浸りながらブログを締めたいと思います。
おかえり、ペコマ!埼玉のセコマでも使えるかな?
おかえり、SAPICA!埼玉のセコマでも使えるかな?(さすがに無理そう)
おかえり、余分に買った特急券!
↑このときのやつ
おかえり、入場券!
↑このときのやつ
……あれ、Suicaは?
…………
ないやんけ
(この後みどりの窓口に行って停止・再発行の手続きをしてきました。)
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!読者登録、Twitterのフォローもよろしくお願いします!財布は落としたらアカン!
それでは、また!